岡崎 有志 理学療法士 リハビリテーション科 科長 2001年入職
理学療法士をめざし、急性期病院の理学療法士助手としてキャリアスタート。国家資格を取得し、栃木県の病院に転職、地域医療について学ぶ。2011年、西武川越病院に入職。リハビリテーション科 科長に就任。
長期療養型病院で働くということ。
現在リハビリテーション科では、新卒を中心に採用活動を行っています。採用予定人数は、言語聴覚士(ST)、作業療法士(OT)、理学療法士(PT)それぞれ若干名となります。(詳しくは事務部総務課・採用担当までお問合せください)
長期療養型の病院である当院には、重症度の高い慢性期の患者様が多く入院していらっしゃいます。長期にわたりベッドの上での生活が続くと、関節が硬くなったり、筋肉が細くなったり、循環器系統が弱くなったりと、様々な不調が発生してしまいます。患者様により快適に過ごしていただくためには、手足や関節を動かしたり、起き上がる機会を作ったりといった、ちょっとした刺激を与えて差し上げることが大切です。療養型のリハビリテーションの特徴のひとつだと言えるでしょう。最近では、急性期病棟で治療を終えた後、回復期リハビリテーション病棟を経ず当院に転院される患者様も増えています。これまで以上に患者様に寄り添い、お一人おひとりの症状に合ったリハビリを考えていくことが私たちの役割だと感じています。
成長意欲に応える仕事環境&教育体制。
もう少し具体的な仕事イメージをお伝えすると、理学療法士であれば、褥瘡対策やシーティングについて考える機会が多くなります。作業療法士の場合はそれに加え、心のリハビリという観点も意識しながら、様々な角度からのリハビリプランを考える必要があります。言語聴覚士の場合は、食べることや話すことがうまくできない患者様に対してどのような支援をしていけるのかが主な課題と言えるでしょう。今後は地域医療という観点から、訪問リハや通所リハなどにも力を注いでいく予定です。質の高いリハビリテーションを実現するために、重視しているのは人材教育。スタッフ同士が刺激し合いながら自己研鑽に励んでいるだけに、当科には認定理学療法士などの有資格者が何人も在籍しています。また、リハビリ領域以外の資格を含めると、当科のメンバーだけで計70ほどの資格を有しています。あなたもぜひ当院の環境を活かし、じっくりキャリアをつくりあげていってください。