姉妹インタビュー　後編です。
お二人の仕事のことや将来のことをお聞きしました。　　　　前編から読む→ここをクリック

姉：M・Iさん　入職3年目　ケアワーカー　年齢　20代　　

妹：Y・Yさん　入職1年目 　ケアワーカー 年齢　10代

西武川越病院でのお仕事は…… 　　　　　　

ーー　入職後のことをもう少し聞かせてください。お姉さんは、確かベテランの先輩がプリセプターで付いてくれたんですよね。

姉（M）　はい。とても優しく教えてくださって。お話もしやすかったです。

ーー　年齢差があったようですが、そこは苦にならなかったんですね。 学生時代からコミュニケーションは得意だったのですか？

姉（M）　いえ、逆にしゃべらない静かな学生でした。友達も少ない、みたいな。今の方が全然話しますね。年が離れている人とのほうが話しやすいです。

ーー　妹さんはどんな学生さんだったのですか？
妹（Y）　教室では静かで、部活や友達といる時はすごく話す、みたいなタイプでした。

ーー　楽しい学生生活を送られたのですね。今の仕事は楽しいですか？
妹（Y）　楽しいです。でも慣れるまでは大変でした。細かいところも沢山あるじゃないですか。だから最初は楽しいまではいかなかったです。患者様とコミュニケーションがとれるようになってからは、楽しいと感じるようになりました。

ーー　今までで、嬉しかったことなどありますか？

妹（Y）　名前で呼んでもらえるようになった時です。

ーー　ああ、それ分かります。お姉さんはどうですか？

姉（M）　私も『髪変わったね』とか患者様に言っていただいた時ですね。

ーー　お世話している患者様に覚えていただいたり、感謝されたり、というのは、この仕事の魅力の一つかもしれません。一方で、大変だったことはどうですか？

妹（Y）　夜勤でコールが多く鳴る日とかは大変です。一旦自分の仕事を中断して対応するので、時間内に終わるかな？ とか考えちゃいます。

ーー　夜勤はいつ頃から入るようになったのですか。
妹（Y）　4月に入職して……たしか8月の後半からです。

ーー　4か月目だから、順調なほうですね。睡眠時間のコントロールとか大丈夫でした？
妹（Y）　普段から睡眠は少ないほうなので、夜中は割と平気でした。でも朝方はきつかったです。もう目開いてらんないって。

ーー　あははは。お姉さんは、どんな時が大変でした？

姉（M）　初めてのステルベン（死亡退院）の時です。何ていうか、衝撃的でした。何もできなくって、でも先輩が『最初は見ているだけでいいよ』って言ってくださって。
身内で誰かが亡くなったこととかなかったので、 メイクとか処置とか、そこまでするんだ……って感じでした。
ーー　担当していた患者様だったのですか。

姉（M）　はい。クリアな患者様で、前の日も楽しくお話とかしていました。次の日出勤したら夕方急変されてそのまま…。びっくりしました。涙出そうなくらい悲しかったです。

これからのこと

ーー　それでは最後に、今後のことや、やってみたいことなどお聞かせください。

妹（Y）　もうすぐ一年経つので、仕事はしっかり覚えていきたいです。あと、クルマを買ったんです。セダンなんですけど、走るのが楽しいです。

ーー　ほほう、セダンですか。やりますね～。

妹（Y）　そうですか？？ セダンは安定してビュッーと走れるので。先日も成田山まで行ってきました。あと、夜勤明けの時に姉を送って行ったりすることもあります。

姉（M）　うちの犬に会いたいのよね(笑)

妹（Y）　それもあるかも

ーー　どんなワンちゃんなんですか？

姉（M）　チワックスが4匹います。それぞれ本当に性格が違うんですよ。 とてもかわいいです。

ーー　にぎやかそうですね。お姉さんは、昨年結婚されたと伺っていますが、何か変わりましたか？

姉（M）　今までと何も変わらないですね。これからも変わらないと思います。あ、でも家を建てたくって、いろいろな事を調べたり勉強したりしています。

ーー　素晴らしい。お仕事の方はどうですか。

姉（M）　私は割と飽き性なところがあって、学生時代はアルバイトを10コくらいしました、続かなくて。でも西武川越病院のお仕事は続いています。一緒に働いている人たちとお話したりするのが楽しいからだと思います。

END