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あの時のおばあちゃんの笑顔を思い出して。

あの時のおばあちゃんの笑顔を思い出して。

臨床デビューから早一年。患者さまへの対応、病棟スタッフとの連携、新人教育などなど、多くのものに揉まれて大きく成長しました!包み隠さず生の声をお届けします!!

益子 まどか  ST  2019年4月入職
茨城県出身 当院就職により一人暮らし開始。

STをめざしたきっかけは、おばあちゃんの笑顔。

私がSTをめざすようになったのは、高校時代に経験した、祖母の入院がきっかけでした。単調になりがちな病院での生活の中で、リハビリの時間をとても楽しみにしていた祖母。STの方と楽しそうにお話ししながらリハビリに励む祖母の笑顔を見て、「私もこんな笑顔を生み出す仕事をしたい」と考えるようになったんです。入職後、まずはプリセプター(教育担当)を中心とした先輩たちのもとで仕事の基礎を学んでいきました。入職4ヶ月目くらいからは、少しずつ自分が主体となって患者さんを担当することに。先輩たちに助言をいただきながら、リハビリプランの立案~実践に取り組む日々。時間をかけて育てていただき、入職2年目に入ってから完全なひとりだちを果たしました。

考えて、考えて、トライ&エラーを繰り返す。

この仕事で大切なのは「患者さまお一人おひとりに寄り添い、その方にふさわしいリハビリを考える」こと。例えば『口の動きを良くするために、口の体操をする』という場合でも、Aさまの場合は「食べられるようになるため」、Bさまの場合は「お話しできるようになるため」など、患者さまによって目的は異なります。目的が異なれば、ふさわしい体操のやり方も異なってくるのです。また、患者さまの状態によっては、凍らせた綿棒で口腔内を刺激して反応を促して差し上げるなど、まったく違う方向からのアプローチを模索しなくてはなりません。まさにトライ&エラーの繰り返し。だからこそリハビリの効果が出始めたり、「ありがとう」というお言葉をいただけたりした時には、心の底から嬉しくなるんです。私がめざすのは、STになるきっかけをくれた『おばあちゃんの笑顔』。たくさんの患者さまにあの笑顔をご提供できるよう、これからもがんばります!

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